音楽とRubyと日常

DDD ディストーション駆動開発

September 17, 2019

My Vitriol at 下北沢 CLUB Que

10年ぶりに、2度目まして

前回が2009年の原宿アストロホールらしいので、My Vitriolの、実に10年ぶりの来日ツアーを見てきました。場所は下北沢のCLUB Que。

t.livepocket.jp

 

MVは忘れた頃にやってくる

FineLinesを出した年にサマソニ2001で来日、2007年にA Pyrrhic Victoryを出して、2009年に再来日。2016年頃にクラウドファンディングでSecret Sessionsを出して、今年、2019年に三度目の来日。ファンですら存在を忘れそうになるくらいゆったりとしたペースの活動履歴。

 

10年経っても変わらぬ輝き

CLUB Queは小さな箱だけど、とても音が聞こえやすかった。耳が痛いほどの大轟音だったら途中で帰るかもなあ、という覚悟を持って行ってみたけどそんなことはなく、My Vitriolのキラキラした轟音が気持ちよく聞けたので最高だった。

それと比べると去年のサマソニのmy bloody valentineは箱は広かったけど全身に電気あてらてるかのような大轟音で、耳がどうというより全身びりびりしながら立ってた。なんというか対象的な体験。

音源の世界観がそのまま再現されていて、なんというか、すごかった。CD流しているのかというくらいの再現度。モダンハイゲインな強めな歪みでリバーブ/ディレイが強くかかった音で、ちいさな箱でこの再現度すごいなあと思って聞いていた。原宿アストロホールのときより良かったんじゃないかと思う。Somのボーカルも前より声が出ていた気がするなあ。

ギターが気になる

SomもSethもVariaxを使っていたのがVariaxユーザーとしてはとても気になった。SethはVariax700、SomはShuriken Variaxっぽい赤いギターとStandard。Shurikenは黒かキルトメイプルのグレーしかないような気がするのだけど、海外仕様なのか、あるいは赤く塗ったのかなあ。Shuriken、小ぶりで弾きやすそうでちょっといいなと思った。赤く塗ってあるせいか、黒色Shurikenのようなメタルメタルした感じがなかった。

あの轟音であの小さな箱で、フィードバックノイズでないのは、Variaxでマグネティックピックアップ使わないからだろうか? 

 セトリとか、ペダルボードとか、twitterから拾ってぺたり。

 

 

 10年後まで生きていられるかな?

当日はDie By Fourtyというバンドがオープニングアクトだった。My Vitoriolと仲良くなったので「日本にMy Vitrolのファンいっぱいいるからおいで」って呼んだら来日してくれたらしい。大変に尊い。

久しぶりにオルタナっぽい音が聞けてとても気持ちよかった。ライブではあまり感じなかったけどyoutubeで聞くとスマパンぽさがあってちょっと好きかも。

 フランス語で歌っていた曲があった気がして、気になって、youtube探してみたらあった。フランス語不思議と良い雰囲気。

Die By Fouty = 40歳で死ぬ、だよなあ。My Vitriolの次の来日がまた10年後だったら私死んじゃうなあ。ほんと良いもの見せていただきました。ありがとうございました。