RubyKaigi2018でHelperをやってきた
スタッフ(Helper)としてRubyKaigi2018に参加してまいりました。
非常に楽しかったので、Helperやってみたいと思っている人のために感想を書き残しておきます。
- HelperとしてRubyKaigiに参加してみた
- Helperやってみて良かった事、良くなかった事
- Helperやろうと思った人に伝えておきたいこと
- 個人的な反省点
- さいごに:来年はもっとコミットしたい
HelperとしてRubyKaigiに参加してみた
どうやってなったのか
Helperは公募制でした。RubyKaigi公式Twitterに募集の告知が出てたので、そこから応募しました。
RubyKaigi 2018では当日の運営のお手伝いをしてくださる方を募集しています! https://t.co/869qrPEr7Q #rubykaigi
— RubyKaigi (@rubykaigi) April 12, 2018
5月頭に連絡が来て、正式にRubyKaigi2018のHelperとなりました。
来年も多分、開催一ヶ月前くらいに告知出るんじゃないかな。
なぜなったのか
RubyKaigi2017に参加したことがきっかけです。
去年初めてRubyKaigiに参加し、会期3日にわたる大規模なTechカンファレンスなのにRuby界の大御所の方達が当日運営で奔走されているのを見てびっくりしてしまいました。何に例えるのが適切かわかりませんが、フジロックの運営を去年のヘッドライナーのバンドがやってる、みたいな感じでしょうか。自分にはかなり衝撃的でした。
私は、イベントごとは多少経験があるので、自分が少しでも役に立てればと思い、「次は絶対にHelperをやろう」と決め、応募しました。
ただ、この「少しでも役に立てれば」というのは今となっては杞憂だったのかな、と思っています。多分、恐らく、Organizerの皆さんはRubyKaigiの運営を本当に楽しんでいました。人手が増えたら助かるのは間違いなさそうですが、人手が足りないから頑張っている、というわけではなさそうだな、と感じてちょっとほっとしました。
何をやったのか
運営部隊はOrganizerチーム、Staffチーム、Helperチームとプロの方達(イベント運営、会場側スタッフ、同時通訳etc...)の混成チームとなっていました。
Helperは受付担当、同時通訳レシーバーの貸出/管理、セッション会場の諸々サポート等々を受け持っており、私はセッション会場のサポートをやってました。
セッション会場のサポートは、いわゆるAD的な役回りですが、各会場にはOrganizerチームやプロの方がいて、その上での"Helper"なのでごっついタスクが降って来てテンパる、みたいなことはなかったです。
ちなみにHelperは会期以前の拘束は特になく、事前にあったことといえば、開催して頂いた顔あわせの会に参加したことくらいです。
Helperやってみて良かった事、良くなかった事
去年はただの参加者として、今年はHelperとして参加して、今年の方がRubyKaigiを楽しめた実感があります。
ただ、何事もメリット、デメリットあるのが世の中なので、自分の感じたHelperで参加して良かった事、よくなかった事を書いておこうと思います。
良かったこと
イベントを作る楽しみをつまみ食いできる
当日スタッフって、イベントの一番楽しいところを堪能できる良い役回りだと思います。参加者の楽しんでいる姿を自分の目で見て、楽しめるようお手伝いをして、感謝されて、RubyKaigiを作った一員として紹介してもらえて、至れり尽くせりだなあ、という気分です。
私は過去大小様々なイベントに携わった経験がありますが、当日までの準備って地味なことの積み重ねだと思います。Organizerのみなさま本当にお疲れ様でした。
RubyKaigiの熱狂をより強く感じられる
ほんの少しでも自分が関わってるという感覚からか、会期を通じて起こる色んなことに感動してしまいした。会場が沸いているとなんか嬉しい。楽しそうに歩いてる人達を見るのがなんか楽しい。いきなり野良ペアプロ始まってて凄い。とか。
Closingのスピーチ、何回か感極まってしまいました。 去年はここまでの感覚はなかったなあ。
Rubyistネットワークが広がる
これは東京に関して言えば毎週あちこちで色んなイベントがあるので日本人と話す分にはRubyKaigiじゃなくちゃ、ということはないかも。ただ海外の人と直接話せる機会はなかなかないですね。しかし話すためには英語力をもっとつけないと。。。
良くなかったこと
足腰が辛い
日頃座りっぱなしの一日に慣れてる身としては、長時間立ってたり、走り回ったりというのは思ったより足腰に来るものです。
ただ、2日目以降はコツが掴めたので、ちょこちょこ座って休みをとるようにしたところ、そこまで辛くはなくなりました。うまいこと休憩するの大事です。
早起きが辛い
会期中は8:30に会場集合でした。普段の起床時間にすでに活動開始してないといけないという辛さ。
思いっきり飲めない
これは単に自分のアルコール耐性の問題だったりしますが、明日のことを気にせずに飲める、って感じにはできなかったです。かなり遅くまで飲んでた方もいたみたいなので、単に鍛錬の問題か、ウコンで殴れば良かったのか。。。
Helperやろうと思った人に伝えておきたいこと
スマホを充電できる用意をしておいたほうがいい
普段一日中オフィスにいるので忘れがちですが、一日外にいると充電切れます。今回はGitHubさんのブースで充電できましたが結構ヒヤヒヤしました。モバイルバッテリー持っておいたほうがいいかもしれないです。
身の回りのものを持ち歩けるようにしたほうがいい
スマホと貴重品とモバイルバッテリーとかを持ち歩こうと思うとポケットパンパンになっちゃうので、ボディバッグとかポシェットみたいなものを持っておいた方がいいかもしれないです。
やってみたい、と思ったらやるべき
「Helperやってみたい」って少しでも思うくらいRubyKaigiが好きなら、やってみて損はないと思います。
個人的な反省点
ここからはHelperとはあまり関係なく、個人的にRubyKaigiに対する意気込みが足りてなかったな、という反省です。
会期を見誤った
RubyKaigiってMay 31st - Jun 2ndって書いてあるじゃないですか。会期3日間だと思いますよね。私は5/30の深夜に仙台入りして6/2の夜に帰路についたのですが、これはダメですね。前夜祭で予習して、アフターパーティを楽しみ尽くすためには最低5日間の予定を組むべきですね。
体調管理が甘かった
直近のお仕事が割とエグくて体力/気力共に弱り気味でした。2日目終わった後懇親会に参加する体力/気力が出ず、ホテルに戻ってちょっとコード書いて寝てしまいました。今思えば本当に勿体無い。
ケチって失敗した
5/30の宿をケチってカプセルホテルにしたところ、起きたら体がバキバキで肩凝りが。。。ナインアワーズというコンセプチュアルで小綺麗な良い感じのカプセルホテルだったのですが、弱ってる時に宿代ケチると全回復しないのですね。ウィザードリィみたいだ。
さいごに:来年はもっとコミットしたい
ロックバンドのライブ見て帰ってくるとやたらギター弾きたくなる、みたいなもので、RubyKaigiから帰ってきた今、RubyKaigiで見た色んなものを試してみたくてうずうずしてます。そしてあの熱狂が恋しいです。まだno ideaですが、来年はもっと深くコミットしていけるようにやっていきたいです。
Just Write Code and See you at the Next Kaigi!